もうすぐ今の仕事を始めて3年目に突入する。
最初の計画では3年で辞めるつもりだった。
就職活動で「第2新卒と呼ばれるには最低3年間の社会人経験が必要だ」とか何とかと説明を受けて、それを鵜呑みにして今日まで頑張ってきた。
寝る間もないとか、過労死しそうだといった悪条件に満ちた労働環境ではなく、それなりに自由な仕事(言ってみれば学生時代に比べれば全然余裕)なので、特別不満はない。
むしろ、その適度な刺激に不満を感じるのは若さなのかもしれない。
「もっと大きな事がしたい」と自惚れるつもりは毛頭ないし、自分の実力くらい多少謙虚にみても罰は当たらないだろう。
ただ、大衆社会みたいに「なあなあ」の生き方というのは好きではない。


本当は研究者になりたかった。今でも未練はある。
一生、実験器具や観察記録、資料に囲まれた生活も悪くない。
しかし、それは物語の中での話。
実際は、上官(教授とか)に頭を下げないと研究させてもらえないという状況が出てくるだろうし、研究する以上は結果を出さないといけない。
どこか企業の研究員になるのも悪くないが、文系出身なので根本的に人生をやり直さないといけないのは大きな悩みである。
でも、理系の大学を修了しても就職先を見つけるのは難しそうだな。
たぶん最低ラインは院卒だと思う。さすが専門職! 頭が痛い。


ここでも必要な事は、視点を変えること!
働きながらでも好きなことはできる。
となると、今度はもう少し自由な時間がほしいと思う。わがままめ(笑)