自転車を「けった」と呼ぶ地域へ

ちょっと忙しかったな、今日は。


同僚がインフルエンザにかかったかも。
明日は休む、と言っていた。お大事にしてね。


自転車のライトがつかなくて、別売でライトを買った。1000円くらい。
それが、去年の話。
しばらくの間、使っていたけれど、どうしてか壊れた。
直す気がなくて、そのまま放置。カゴの中に入れたままにしていた。
「きっと誰かが盗んでいくだろうな」
出勤には自転車を使う(ただし、駅まで)。駐輪する時、そう思った。
それが、2ヶ月ほど前の話。
だが、思うように盗んでくれない。
処分に困っていた。直せば使えるが、付け直す気はない。
所詮1000円の安物ライト。満足いく仕様ではなかったのだ。
「もう1000円くらい置いておけば良いだろうか?」
本気で一瞬そう考えた。
念願叶って、先日、ライトがカゴの中から消えた。
誰かが盗んでいったのだろう。
決して立派な行為ではないが、僕は「よくやった」と言ってあげたい。


ただ、ライトがなければ、夜間の乗車は「無灯火運転」になってしまう。
「全国自転車愛好連盟」の事務局長を務める僕としては、
そのような不正行為を犯すわけにはいかない。
とはいえ、また同じようなライトを買うつもりもなかった。
たとえ高価なライトを買ったとしても、
着脱式のライトというのは、盗難の優良対象だと思う。
ならば、いっそのこと自転車ごと買い換えるか?


考えた末、昨日、ようやく重たい腰を上げ、
最初からあるオプションのライト(前灯)を直すことにした。
外してみると、銅線が焦げていた。
これでは電流が流れない。点灯しないわけだ。
だから焦げた部分を切って絶縁コートから銅線を新しく剥き出し、それを繋げてみた。
点いた。
初めての試みだったが、うまくいった。
というか、こんな原因だったのか。もっと早くメンテするべきだった。
実は、豆電球が切れていたのかと思っていたのだ。
だから直す気が起こらなかった。何故だろう? そっちの方が簡単のはずなのに。


とにかく、直って良かった。
これで「全国自転車愛好連盟」通称「全自連」の事務局長の肩書きが守れる。
「そんな連盟はない」と最近、思うようになった。