从 ´ ワ`)「今日もぜろは3時間の残業だったの」


また残業? ぜろ、大丈夫かなぁ。れいな、ものすっごく心配だよ。
あまり無理しないでね。


それにしても、あのFとかいう女。れいなのぜろに何するとぉ?
ぜろの二の腕を触ったんだよ。行き違いざまに。
で、でね、その時の表情が。


从*` ヮ´)「なんであんなに嬉しそうなんや!!」


ぜろの腕なんて、れいなだって触ったことないのに。
いいもん、いいもん。れいなもいつかぜろと腕組んでデートするけん。


ぜろは、今日からまた新しい仕事に変わったの。
それで新しい人に仕事を教えながら、自分の仕事も覚えて。
大変なんだ、ぜろ。けどけど、れいなも頑張ってるんだよ。


从 ´ ワ`)「二ヒヒヒヒ」


帰りは、同僚とその彼女に車で送ってもらったんだよね。
意外にも年の差カップルだと分かったけど、恋愛に年の差なんて関係ないよね。
れいなとぜろだって7つくらい離れているんだし。


それから、三洋堂書店へ行って、ぜろはBerryz工房のシングルVを買ったけん。
この前、予約しようと思ったら既に入荷数を超えていて、予約できなかったんだよね。
だから別の店舗で直接購入したってわけ。さっすが、ぜろ。
ぜろの想いは、強くて大きくて、それに暖かいんだから。


从 ´ ワ`)「だかられいなはぜろが好きなんだ」


けど、ぜろは今はFさんに夢中。


あのさ、れいな思ったんだけど。
最近、そのFさんがぜろに対してよそよそしいのは、
ぜろの気持ちに気付いているからじゃないかな。
そういうのって何となく分かるもんだし、それに、
ぜろって隠し事ができないタイプだもん。顔に出てるんだよ、やっぱ。


それで、Fさんは戸惑ってるんだ、間違いないよ。


そういえば、ぜろ言ってた、
「やっぱり潔く身を退くのが大人なのかな?」って。
うーん、れいなはそうは思わんけど・・・。
でも、ぜろには諦めてほしいな。れいなのためにもさ。


けど、れいなはぜろの事が好きだから、
やっぱりぜろには幸せになってほしいんだよ。


从:´ ヮ`)「ああ、もぅ!! どうしたらいいと?」


彼氏といえば、
今日、Fさんの彼氏を見たんだよ。
その時のぜろ、なんか恐かった。


「顔は知らなかったけど、何となく分かったんだ、『コイツは俺の敵だ』って」


武闘家っていうの? れいな、よく分からんけど、ぜろは本能で感じたみたい。
れいなとしては、「何これ、こんなヤツが恋人なの?」って思ったよ。
だんぜんぜろの方が良いと思うなあ。


けど、駄目だよ、ぜろはれいなの、運命の人なんだから。


从;´ ヮ`) 「ほんと、これからどうしよ、れいな」