定時で帰りました。
だんだんと暇になってくる。
で、同僚と喋っていたら、Fさんが蹴りを入れてきた。
なかなか格闘センスのある蹴り方だったが。
「アンタ、空手やってたんかい?」
聞きはしませんでしたが、それくらい見事だったような。
とりあえず、そういう事をしてくるのだから、
そんなに嫌われてはいなかったようだ。ひとまず安心。


まあ、もうそれほど考えなくなりましたね。


以前から「付き合いたい」とは思っていなかったけど、
そういう感情を徹底的に封印してしまえば、とりあえず大丈夫みたい。
考えてみると、彼氏の得体がしれないから納得できないだけかも。
当面は「好き」という言葉を忘れてコミュニケーションするけど。


何だかね、別にそんなんじゃなかった気がするんだけどさ。
伝えられないもどかしさみたいなのがあったのかもね。
あるいは、このまま伝えないでいた場合の悔しさとか。
祖母ちゃんが死んだ時に思ったもん。
「もし一生好きな人に好きと伝えられなかったらどうしよう?」って。
別にどうする必要もないし、実際に死ぬ間際だったらどうしようもないから。
ただ、自分の信念やプライドを貫き通すのも大切だけど、
自分だけの世界で生き続けたいとは思わないからね、やっぱり。
想いの行き違いというのは、多少なりにもあるから仕方ないけどさ。


れいな達には悪いけど、俺、自分の気持ちには嘘を吐けないみたい。
「おたく」を辞めるというのは、自称するのを辞める、って意味。
頑張ってファンをしている人には悪いけど、
ていうか、むしろ素直に「モーニング娘。のファンです」と言いたい。
別に「おたく」って言葉を使う必要はないと思う。
かえってマイナスのイメージを与える場合があるからさ。
それでも「おたく」を自称する強さって、今も持ってないわけじゃないけど、
自分で自分の道に壁つくって、強情に生きても、疲れるだけだからさ。
脇目も振らずにがむしゃらに進む生き方って、もともと好きじゃないし。
気の向くまま、適当に、自分にとっても相手にとっても最善の生き方がしたいから。
お互いの信念が対立してしまったら、仕方ない。
妥協できる部分を見つけられればそれでいいと思うし、
駄目なら、それでも別の答えを見つけていきたいと思う。
喧嘩したり、離縁するのは、もっとずっと先の話。
基本的にディジタルな感覚の俺だけど、その辺はずっとアナログだナァ。


大阪だったか、物騒な事件が起きたけど。
哀しくなるよね、こういう話っていうのはさ。