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関係ないが、今日、仕事で凹んだ。
「凹んだ」と書いたが、実は「凸んだ」かもしれない。
いつも通り仕事をしていると、
「トイレに行ってもいいですか?」と訊かれた。
良いも悪いも、仕事中である。
ただし、生理現象なので強制はできない。
そう思っても「いいよ」とは言えなかったのだ。
「いや・・・それはオレに言われても」
オレはあなたの上司ではない。
だからオレに「いいよ」と言える権限はないのだ。
(そう言えば、この話は前にも2度ほど書いた記憶があるが。デジャビュか?)
だからといって、オレがまったく決定権をもっていないわけじゃない。
単にオレが一時的な監督者となって、その現場のリーダに理由を伝えれば良いのだ。
もしかしたらリーダには知られずに戻って来られるかもしれない。
理由はどうあれ、たった一言「いいよ」と言ってあげるだけでその人は救われただろう。
そういうシチュエーションは、いろんなところで見られるはずだ。
しかし、オレは言えなかった。
官僚組織みたいに、お役所仕事ではない。
「なぜ、臨機応援に対応できなかったのだろう?」と若干、惨めに思った。
良くも悪くも「生真面目」な部分がある。
誰か、羽目の外し方を教えてほしい(とか言ってみたり)。
これも「仕事モード」の影響だろうか。
「マニュアル至上主義」的な部分が、オレのコンプレックスである。
ただ、相手の仕事は中断可能な作業かどうか分からないので、そういう意味では「慎重」かつ「無難」な回答だったと思う(もっとも、中断可能な作業であることは一目見て分かったが。ラインじゃなければトイレ休憩は自由なのか?)