タイトル通り。
今年初のコンサートにして、初のベリ紺*1
いろいろ理由あって離れていた現場*2だけど、久しぶりに訪れてみた感想。


やっぱり現場は楽しい。


まず環境が心地よい。
自分が好きと思うモノに対して共感してくれる、受け入れてくれる場があることは素直に嬉しい。もちろん、中には特定のメンバに対して異様な集中を見せて、それ以外のメンバには見向きもしない、興味をもたない、否定する人がいる(これらは冗談で示す人もいて、その人は別)。その程度で済むならば個人レベルの事情で片付くが、時に「アンチ」と呼ばれる人がいて迷惑を受けることがある。
幸いにも、そのような不躾(かどうかは定かではないが、少なくとも好まない。)な人は居なくて(目に留まらなくて)良かった。安心した。
各人ができる限りに盛り上がることは全然構わない。むしろ、一生懸命に楽しもうとする姿勢は見ていても気持ちが良い。


さて、肝心のコンサートの内容だが、レポ*3は他のサイト等に任せるとして、ここでは日記らしく自分自身が感じた気持ち、考えた気持ちを正直に書こう。
「誰かに見られている」ことを意識して多少は表現や感情をむき出しにしないように気をつけたいが、どこまで自制できるか心配。


基本的にネタバレ*4になっていないと思うので、注意書きも必要ないだろう。


1階3列目という良席を貰ったのは(これまた)初めてだったので、正直とても緊張していた。何が要因といえば「どんなアピールをしようか?」という悩み。やっぱりステージに近いのでそれなりにメンバから見られるわけで、どんな格好をしようかな? とか、どんな表情を見せようかな? とか、いろいろ考えてしまうのだ。まあ、ほとんど意味のない悩みだとは思うけど、やっぱり・・・ね!(何が?)
目当ては、徳永千奈美さん。
他のメンバも成長著しくて、一見の価値がふんだんに揃っていたわけだが、せっかくの前列だし、特に好きなメンバに注目した方が得かな(トクナガだけに。←つまらん)と。
だから、最初の3曲目くらいまでは徳永さんだけを見ていた。時々、「いやいや他のメンバも見てあげないとダメだよ」と親心(?)から視線を移動することもあったけど。
徳永さんを見ていて第一に思ったことは、笑った表情。
あの(恵比寿顔、と書くとあまり褒めた気にならないので)笑顔の美天使(恥ずかしいぞ)はしっかりと脳裏に焼き付いた。また(針千本のように怒った顔、と書くとあまり褒めた気にならないので)ぷくっと頬を膨らませた表情も愛着が沸いた。あと(松岡修造みたいに真剣な表情、と書くとあまり褒めた気にならないので)唄っている時のキリとした目元はカワイイだけでなく格好良かった。登場した各ゲストにはそろそろ陳謝したい。


大雑把に言えば、徳永さんは良かった。文句なし。期待以上の姿を見ることができて個人的にとても満足している。などと書くと、まるで他のメンバは駄目だったように思われるかもしれないが、決してそうではなく、他のメンバも良かった。嘘ではない。
最初は確かに「徳永オンリィ」の状態を維持できていたが、途中から「無理しているなぁ〜」と思い始めたのである。
ステージが近くても徳永さんばかりが正面に立つわけではなく、他のメンバも必然的に同様のポジションまで移動することになるので、見よう見ようと思っても視線を外さなければならない瞬間(特に他メンバのソロコーナ)が出てくる。それでも徳永さんにロックオンし続けるのが熱意なのかもしれないが、勿体ない大臣(急遽任命)なので「見える時に見える人を見た方が得だ(トクナガ再来。←下品)」と気持ちが切り換わっていった。
上述したように、多少は徳永さん以外もちゃんと見ていたわけで、義理人情的に歓声を上げたりしていた。それが本格的に「他メンバも見よう」と変化したのは、熊井友理奈さんがこちらにアクションを送ってくれた時だ。思わず反射的に乗っかってしまった。同様のリアクションをとってしまった。それが気持ちよかった。楽しかった。
以降、当初のイメージは崩れ、「徳永さんを通じて楽しむコンサート」から「Berryz工房を通じて楽しむコンサート」になった。
ただ、それが結果的に良かった。公演が終わった時に満足できた。


モーニング娘。なら田中れいな美勇伝なら石川梨華。というように注目するメンバを最初から決めていくのが標準になっていたが、毎度毎度、結果的に出演メンバ全員から恩恵を受けている。要するに、それが自分には合っているスタイルなのだ。考えとしては否定できても精神(心)ではできないのだろう。もしかしたら今まで無理をしていたのかも。


書きたい気持ちはたくさんある。
何曲か知らない唄もあったが、聴いていても違和感はなかった。良い曲だった。
初めてのコンサートなので、会場の雰囲気が最初から分からなくても仕方ないだろう。
総合的には満足の内容だったが、もう一度観に行くことはないと思う。
つまりは、その分だけ不満が残っている、という裏腹の事実なのかもしれない。

*1:Berryz工房のコンサート、という意味。ヲタにとっては分かりきった説明。

*2:コンサート会場。もしくはコンサート自体、という意味。これまたヲタには分かりきった説明。

*3:コンサートのレポート。つまり、そこで行なわれた事について書いた感想のようなもの。これまたヲタには・・・。

*4:コンサート等の内容を紹介すること。ネタをばらす、という意味。これまた・・・。