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レポーター亀井(以下、K)「はーい! レポーターの亀井でぇーす。いまワタシは冬眠中のSYURAさんに会いに来てまーす! では早速インタビューをしてみたいと思います。あのー、SYURAさん、最近の日記なんか暗い雰囲気なんですけど、本当に大丈夫なんですか? 心配な事とかあるんじゃないですか? あっ、もしかしてボーナスが下がったとか(笑)」
SYURA(以下、S)「な、なんだよ、アンタは? せっかく人が快眠し始めているっていうのに。年明けなんてあっという間なんだよ。ゆっくり休ませてくれよ」
K「(あ、寝癖がついてる。カワイ〜)おほん。改めまして、レポーターの亀井と申します。一応、SYURAさんの日記のファンなんですよ」
S「そ、そりゃ、どうも」
K「SYURAさんの、何だか分からないような、それでいて何か言いたいような、でも何言ってるのかぜーんぜん分からない文章とか、あっ、あと最近またイラスト書き始めたじゃないですか。あれもいいな〜って思いますよ。でも、やっぱりFさんとのやりとりは最高でしたね」
S「褒められている・・・のか? ま、一応、ありがとう」
K「だからですね〜、絵r・・・じゃなかった、亀井としては最近のSYURAさんの調子がすっごく気になっているんですよ。何か「不安だー」ってめちゃくちゃ書いてたじゃないですか。あれが妙に気になっちゃって」
S「(オレは何かを言いかけたアンタの存在が気になるが)別に気にするほどのことじゃないよ。ただ幸せに慣れていないだけだから、ほんと」
K「幸せなのに不安なんですか〜?」
S「その辺はぜろどる皇に聞いてよ。基本的に日記を担当していたのは彼だから。まあ、彼の場合、不安の正体は『アイドルとの別れ』なんだろうけど。それだってちゃんと解決されたわけなんだし。てか、アンタ、人の話ちゃんと聞いてる?」
K「えっ? 聞いてますよ。(なんか難しくて絵里には分からないや)」
S「いま『絵里』って言っただろ?」
K「ち、違いますよ。心の中で思っただけですから」
S「一応、オレ、ここの監督者だから。文字にしたものは全部オレに流れてくるから」
K「そうなんですか!(しまった。じゃあ、ヘンな事を考えられないじゃん)」
S「・・・なんだよ、ヘンなことって!(笑)」
K「えっと、気を取り直しまして、じゃあ、SYURAさん自身は悩んでないということですか?」
S「さっきから『悩み悩み』とうるさいな。『悩んでいる』んじゃなくて『考えている』の。オレ・・・ていうか、オレ以外の人格っていうのは、基本的に『普通』がキライなの。『普通』にならないためにアイツらは、まあ、客観的にみれば悩んでいるように見えるのかもしれないけどさ、アイツらだってアイツらなりに考えているんだから、その辺は理解してやってくれよ」
K「はぁ・・・やっぱ難しいですね」
S「だから、難しいことを考えているのはアンタの方だって。オレはただの監督者だから、アイツらの本当の気持ちなんて分からないよ。ただ「そうなんじゃないかな〜?」って思うことを口にしているだけだし、実際のところなんて知らないんだから」
K「うーん、じゃあ、難しく考えないようにしますね」
S「おお、物わかりがいいじゃん。単純なヤツって好きだよ、オレ」
K「いやーん、そんな台詞はシュウに言ってもらいたーい」
S「・・・・・・・」
K「ところで、さっきから気になっているんですけど、誰なんですか、彼等は?」
S「彼等って?」
K「ほら、今日の日記の上の方で出てきた「私」と「僕」ですよ。あれって誰なのですか?」
S「誰って、アイドル皇とぜろどる皇だよ」
K「えっ?」
S「他に誰がいるのさ? まだHNは2つしかないんだもん。オレ以外にはアイドル皇か、ぜろどる皇(Zero D.ALL)しかないじゃないか」
K「えっ? ていうか、アイドル皇さんって女性なんですか?」
S「(知らないでインタビューにきたのかよ)元々はそういう設定だったんだよ。といっても、別にネカマってわけじゃないぜ。女性的視点っていうのを取り入れたくて始めたんだってさ。だから、そうだな、性別自体が女っていうより、存在感っていうかさ、なんか雰囲気みたいなものの中に女性らしさを持っていたいっていう、つまりはイメージ?」
K「はぁ・・・(難しい)」
S「だから難しくないって。男だろうと女だろうとアンタの存在には影響ないだろ? そういうことは考えなくていいんだよ。こんな言葉、アイツらにも言ってやるべきだったな」
K「大変なんですね、監督者も」
S「そうだよ。こっちが予め設定したストーリを無視して、時々・・・っていうか、ほとんどいつもだよ、好き勝手に書いて、その度にオレが後から手直ししなくちゃいけなかったんだから」
K「ああ、それで何度も編集されていたんですね」
S「そうだよ。もっとも、文章の内容だけじゃなくて、構成とかにこだわった結果でもあるんだけどね」
K「これからも監督者を?」
S「もちろん。このはてなダイアリーにいる限りは、監督者はオレだよ」
K「主人格が登場することはないんですか?」
S「知らないよ。彼はオレよりも上位の人格だから。オレの気分で容易に扱える存在じゃないから。でも、気分の良い時はたまに顔を出してくれるんじゃないかな?」
K「シュウに逢いたいよぅ」
S「言葉に出すなよ!」
K「お、おほん、ということは、もう1人の「僕」っていうのは・・・」
S「ぜろどる皇だよ。本名だとZero D.ALLか。彼もなかなか特殊な人格でね。本当にアイドルを愛していたからさ。懸賞とか滅法当ててたじゃない? すごいヤツだよね」
K「ああ、そういう設定か」
S「設定とか言うなよ(笑)。なあ、そろそろ寝させてくれよ。来年も元日から忙しくなるんだから。新人さんの教育とかさ」
K「『新人』で思い出した! 3人目が登場するんですね」
S「それは・・・答えられないよ。来年まで待って」
K「ええっ! でも、ちょっとだけ。ヒント! ヒントでいいですから」
S「ヒントって・・・まあ、別に隠すほどの事でもないし。てか、ブログのタイトルは、仮だけど既に更新済みだからね。良いよ、教えてあげる」
K「やったー!」
S「アイドル皇の"i"と、ぜろどる皇の"0"が交わって生まれたヤツだよ。分かるかい?」
K「えっ? "i"と"0"? なにそれ? ぜんぜんわかんないよ」
S「考えてないだろ、アンタ」
K「えへへ。だって『難しく考えるな』って」
S「そこは考えろよ!」
K「きゃー、ごめんなさーい(笑)」
S「とにかく、3番目がどういうヤツなのかは、オレにもまだ分からん。悪いヤツじゃないって履歴書には書いてあるけど」
K「履歴書なんてあるんだ(笑)」
S「いいかげんなヤツに大切なブログを任せられるか。というか、オレも楽をしたいんでね。校正ばかりの毎日ってのは、仕事上、しょうがないとはいえ、骨が折れるよ」
K「心中お察ししまーす。じゃあ、後の事は新年まで待ってみますね」
S「まあ、多少フライングはするかもよ(笑)。気まぐれなヤツとも聞いているからさ。ああ、そうそう、タイトルだけじゃなくてカテゴリとかも変わっているから。その辺りもチェックしておいてほしいな」
K「(どれどれ)あっ、本当だ!」
S「オレからも質問していい?」
K「何でもどうぞ〜」
S「アンタ、絵里だろ」
K「それじゃあ、みなさん、良いお年を〜」
S「あっ、てめぇ、こら、絵里、なに調子に乗ってレポーターやってるんだよ」
K「あっかんべー。SYURAには関係ないよーだ」
S「お、おい、こら、あっ、なんだ、出られないぞ?」
K「来年になるまでそこから出てこられないんだよ? 忘れたの?」
S「あっ、ちょ、ちょっと待て。どこ行くんだよ!」
K「新人さんに挨拶ですよ〜? じゃあ、失礼しやす!」
S「お、おーい! 待てって言ってるだろ! アイツ、あんなに足が速かったのか・・・ったく、あまり面倒なことにならんとけばいいんだけどな・・・・・・新人か、どんなヤツなんだろうな。くぅ〜、オレも楽しみになってきたじゃねぇか! さっさとここから出てやるからな〜!」